広島県呉市の大和ミュージアム周辺・戦艦陸奥の主砲の見どころ観光情報


戦艦陸奥の主砲呉市の大和ミュージアムには、戦艦大和以外のものも展示されています。特に、ミュージアム周辺には戦艦長門の姉妹艦、戦艦陸奥の主砲、錨、舵、スクリューが展示されています。

さすがは世界のビッグセブン。これはでかい!長門級の41センチ砲でこれほどの大きさ。これが大和級の46センチ砲になると、どのくらいの大きさになるのでしょう。

大和ミュージアム周辺は、面白いもので溢れています。遠くから訪れる身にとっては、趣向が面白くて色々なところに目が行ってしまいます。特に主砲弾を模したポール。駐車場とか歩道とかに、車が入って来ないように立ってるアレです。ただのポールを砲弾にしているのが地味に面白い。

主砲弾のポール

ちなみに陸奥は3番砲塔の爆発事故で沈んでしまいました。日本海軍では爆発事故で沈むケースは珍しいことではありません。1943年6月8日12時10分ころ、突如爆発・沈没してしまったと言います。

沈没地点は呉市の南の柱島の南だそうです。現在は屋代島に陸奥記念館があり、陸奥と共に逝った方たちを静かに見守っています。

陸奥のほとんどは引き上げられてしまったそうですが、今でも船体の一部は当時のままに静かに眠っています。ぜひ今度は行ってみたいです。→行ってきました。陸奥記念館、非常に遠いところにあるので、広島からレンタカーを借りていくのがおススメの行き方。

昔々、横浜駅の地下の本屋で歴史軍事関連の書籍コーナーで立ち読みをしているときでした。見ず知らずのおじいさんから声をかけられました。「若いのに軍艦に興味があるのかね」なんて言われて、色々話をしていると、どうやらその方は陸奥に乗っていたのだと言います。

「陸奥も残念でしたね」と切り返すと、「ああ、あれは弾薬の運搬中の事故だったんだよ」と言っていました。原因は今でもはっきりしていませんが、なんで知っている?もしかしたらこの爺さんが犯人か!と冗談半分で考えてしまったことがあります。

測距儀のベンチ

大和ミュージアム周辺は非常に面白いものです。港周辺というのもあり、沿岸にいってみると、公園のようによく整備されています。天気のいい日には、散歩してみるだけでも気持ちがいいものです。ただのベンチでも、測距儀のオブジェクトの屋根がありいいですね。