【ドイツ旅行】ノボシビルスク空港での話


ノボシビルスク空港02ノボシビルスク空港では少しトランジットの時間があるので、ゆっくり休憩してみました。建物の外に出ると、空気が冷たい。そして広がる蒼天。

「天よ。穿かれたる天よ。一体どこまでその蒼さを誇るというのだ。」

建物と建物の間が広い。道路が広い。歩道が広い。ロータリーが広い。とにかく「広い」という言葉が頭に浮かびます。田舎には違いないのでしょうが、日本の田舎では連想できない「広さ」を感じることができるのです。

ノボシビルスク空港03ノボシビルスク空港は郊外にあるらしいので、街に出る気もなかったので、とにかく近場で暇つぶしです。空港のすぐ隣には、退役した大型旅客機が展示されていました。というか飛行場近辺はそこだけでしたw

特に飛行機博物館ということでもありません。ただ旅客機が展示されているだけという話です。ロシアの航空機も全然普通です。製造はスホーイでしょうか?旅客機はよくわかりません…。

あとは空港近辺に何も無いので、仕方がないから空港に戻り時間つぶしです。

ノボシビルスク空港05
しかし、ここはロシア。ロシアルーブルが無いと飲み物も買えません。これは前回のドイツ旅行の際も経験しました。北京空港ではひどい目にあいました。今回は空港の換金所で円からルーブルに換金しました。だんだん度胸がついてきて、喚起所のお兄さんにも話かけていけるようになりました。

「ジャパニーズ円、エクスチェンジ、ロシアンルーブル、おk?」
…はい、なんとなく意味が分かってもらえればいいのです。

でもちゃんとわかってくれました。しかし、マージンが高い!数千円分を換金したのですが、十数パーセントもっていかれました。こういう時、やはりカードは便利ですね。

小さいとはいえ、空港にはちゃんとお店があります。ちょっとしたbar。お酒も、もちろんソフトドリンクもあります。お土産屋さんにもお菓子とかおいてありました。まずは自販機で水を入手。ちょっと何ルーブルかは覚えていないのですが、たしか日本円で200円くらいしたと思います。

あと、売店でサンドイッチを買いました。小腹が減ったので、黒パンでハムとかサーモンとか挟んだやつです。三角の、よくコンビニにおいてあるやつです。しかし、これが激マズ。初めてロシアの負の部分に触れた気がします。

そしてなぜか合わせて買ったファンタオレンジも激マズ(普通の500mmペットボトルなのにどうして!?)
あと、ペットボトルのキャップを外せば炭酸が噴き出て、テンションが萎えました…。
ノボシビルスク空港04
もしかしたら、ロシア人用に作ってあるファンタなのかもしれませんね。赤い狸と緑の狐に関東用と関西用があるように、ファンタも国ごとに味付け(?)が違うのかも!?でも私の味覚が変で、世界共通でまったく同じかもしれませんがw。
さて、不味いサンドイッチとファンタに若干やられながらノボシビルスク空港を後にします。ノボシビルスク空港はさほど広い空港ではないので、楽に乗り換えができました。

しかし、ちょっと金属探知機に引っかかってしまいました。というのも、ベルトも靴も脱げと言うのです。ロシアンイングリッシュなので、若干何をいっているのかわかりませんでした。こちらが分からんという顔をしていると、もういいよ行け行けという感じで通してくれました。

そして今度はロシアの別の航空会社でモスクワに向かいます。「アエロフロート・ロシア航空」という会社です。7S航空は非常に良かったので、今度はどんなものなのか少し楽しみです。