栗山千明がかわいいです。でも怖すぎです。完全にイッてます。というか、あのモーニングスター何なんですかね。もはやガンダムハンマー。
さて、唐突ですが、少し映画のレビューをしてみようかと思います。あくまで個人的なレビューです。色々な映画評論家の方がまじめに、そして深く考察をしているかと思いますので、ここでは個人の感想日記のような形でいこうと思います。
正直、最近昔の映画を観ておりまして、なんとなく感想を言いたくなっただけです。といっても、私はあんまり映画を見ている方ではありません。昔の映画(昔の名作bestみたいな感じで、500円くらいで売ってるような白黒のクラシック)や戦争映画ぐらいしか見ません。
ですので、ゆるーく、ゆっくり、素人チックにいこうと思います。
第一回は「キルビル」。超有名作品ですね。監督はクエンティン・タランティーノ。過激なアクションシーンが大得意な監督として有名ですね。
さて「キルビル」、冒頭で”深作欣二に捧ぐ”と宣言してしている通り、日本映画往年の殺陣がふんだんに使われています。わざとらしい雪の庭。ワイヤーアクション丸出しの吹っ飛び。本当に映画が好きで、これを撮りたいと思って撮影しているのが分かります。
影の演出や、謎の演歌、深作映画のようなBGM、魂の師匠の存在(千葉真一)が何もかものパロディですね。これをバカ映画といっていいのか、素人の私には全然わかりません。
ですがこの「キルビル」、「何かのパロディ」が使われていることだけは分かります。何かは分かりませんが、それがパロディであることだけは分かります。そして、何のパロディかわからなくても面白く見れるのです。
この分からないパロディが、先述の日本映画往年の殺陣だったり、演出だったりするわけですが、分からなくても面白いというのは漫画のマンガの構造と変わらないですね。
そして”いかにもらしさ”というのは分かりやすさでもあるのではないでしょうか。複雑なようで、はっきりシーンがわかるというのは良いですね。
エンターテイメントというのは、パロディの存在自体があるだけで面白い、そして分かりやすさを突き詰めれば、過激なアクションと古典的な演出のこうした映画になるのかもしれません。
好きなのは、やくざ達との大乱闘。その中で、若いやくざがお尻ぺんぺんされて、「家に帰りな!」と説教されて追い散らされるシーン。そして、あの謎のお店。龍が如くみたいです。