今回はベルリン市内のど真ん中にある、ティーアガルデンについて紹介したいと思います。グーグルマップで見ていただけると分かりやすいのですが、ベルリンの中央に大きな森林地帯が存在しています。公園といいつつ、東西南北に道路が走っており、前回の記事で紹介した勝利記念塔も、このティーアガルデンの中央の環状交差点に立っています。
ティーアガルデンは元々王家の狩猟場だったそうで、近世になり公園として整備され現在の形となり存続しているそうです。狩猟場というだけあって、その大きさは結構なもので、通り抜けるだけでもいい運動になります。
管理人が訪ねたのは5月の初旬。毎年ドイツに来ると感じるのですが、この時期のドイツは寒いです。東京で飛行機に登場する際は、初夏を感じる程に汗ばむのですが、ドイツはまだ春。それも結構寒いのです。
前回フランクフルトに行った際も同じく感じたのですが、小雨と霧が入り交じった天候が多いと思います。天気は気まぐれですので一概には言えませんが、GWに旅行する際はドイツは寒いと思って準備した方がいいでしょう。5月のティーアガルデンは新緑の頃で、運動するにはいいかもしれません。敷地内には池や沼地が多くあり、鳥などが戯れていますので癒されます。野兎なども、そこらじゅうを走り回っており、とてもいい場所です。
近世から近代にかけて、大都市を整備する際、大きな公園を設置することは一つのポイントなのでしょうか?。そっち方面の知識は疎いのですが、ティーアガルデンを知ったとき、ふとそんなことが頭に浮かびました。
ニューヨークのセントラルパーク、ロンドンのハイド・パーク、東京の代々木公園(?)などが存在しています。成り行き上公園として立地したものもあるかと思いますが、都市設計論みたいな見地から見ればどうなのでしょうか。今度調べてみたいですね。