ムンスターの田舎駅から歩いて20分くらいでムンスター戦車博物館に着きます。以外に歩くものです。しかし、田舎なのでタクシーも無いため、歩くのがいいでしょう。現代の利器、グーグルマップがあれば大丈夫!
博物館の外にはレオパルド1が!いやがおうにもテンションが上がります!入口からエントランスに入ると、結構閑散としています。建物自体は非常にきれいで驚きました。
エントランスにはガラスのショーウィンドウ?があり、マネキン人形に歴代ドイツ軍の軍服を着させて展示していました。受付のおばさんに「2ぱーそん!」と伝えると、日本人客だと分かるのか、「ジャパニーズ?」と聞かれました。その後、何か言われましたが、「ゆっくり見ていって」みたいな事を言われました。
入館料金は大人1人あたり8ユーロ!当時のレートで1,000円ぐらいですかね。意外と安いと思います。そしてついに展示ルームに入ります!
まず目に入ってきたのは戦車界の発展に寄与した歴史上の人物たちの紹介。機甲師団の生みの親、韋駄天ことハインツ・グデーリアン。戦車戦術の先駆者であったジョン・フラーなんかが紹介されています。
その展示パネルの裏には、戦車の部品の影がチラチラ見えます。次に見えてくるものが何なのかワクテカです。
ムンスター戦車博物館は、単純に戦車の保管・展示だけの施設という性格だけではなく、戦車の発達の歴史を辿ることができる場所となっています。その証拠に、第一次世界大戦期の戦車の展示から始まります。
しかも、塹壕や鉄条網などのジオラマ付き。まさに戦車の発達の歴史を見ることができます。初期の戦車は意外とでかい!。マキシムがばっちり装備されています。
近くまで行くと、第一次大戦の後期にドイツ軍が投入したA7Vの内部も見ることが出来ます。いや~勉強になりますな。
さて、次の紹介ページではもう少し写真を交えて、ムンスター戦車博物館の雰囲気を紹介していこうと思います。