【ガールズ&パンツァー】リボンの武者の評価・考察・紹介


リボンの武者今何かと世間を騒がせている作品ガールズ&パンツァーのスピンオフ作品、漫画リボンの武者を紹介していこうと思います。

女子高生たちが戦車に乗り、戦車戦を戦う戦車道。野球やサッカーのようなスポーツ、もしくは茶道や剣道のような競技として戦車戦があるという世界のお話です。

作者は野上武さん。セーラー服と重戦車を描いていたので、描きやすかったのではないでしょうか。アニメ原作ガールズ&パンツァーと同じ世界に住む人たちが戦う物語となっており、原作に登場した人物たちが濃くストーリーに絡んできます。

リボンの武者では、厳密にいうと戦車道を行いません。戦車道とは正式なルールに沿って行われるものを指しているそうで、最低限のルールはありつつも、フリーの野良試合を戦い抜くというストーリーです。

原作ガールズ&パンツァーの公式戦車道がサーキッドで行われる自動車レースだとしたら、リボンの武者の戦車戦は峠などで行われるドリフトなどのレースというイメージでしょうか。リボンの武者の世界ではこれを強襲戦車競技”タンカスロン”と呼んでいます。

リボンの武者の主人公は2人。戦国時代オタクの良家のお嬢様。もう一人の相棒はごく普通の女子高生。この二人が旧日本陸軍の九七式軽装甲車に乗り、タンカスロンを闘います。

2人は、原作ガールズ&パンツァーの大洗女子学園の活躍を見て戦車道にあこがれてタンカスロンを始めていきます。そのため、リボンの武者の世界では、大洗女子学園の子たちが伝説の人物達として演出されています。西住みほをはじめ、アヒルさんチームなどすさまじい能力をもっているという世界観です。

そして、何と言っても登場する女の子たちの笑顔です。多くのサイトでも書かれますが、平野耕太か藤田和日郎かというぐらいの顔!これが女子高生だからたまらない!リボンの武者、見るべきは女の子の凄まじい形相だと言っていいでしょう。

主人公をはじめ、リボンの武者に登場するオリジナルキャラクター、お馴染み逸見エリカなどみんなすごい形相で戦います。バーサーカーモードになって戦う女子高生は素晴らしい。

原作を見た方は結構楽しめる作品となっているといいかもしれませんね。特にアンツィオの子たちがリボンの武者の主人公たちと絡みます。我らがドゥーチェことアンチョビは結構できる子になっていて新鮮です。

他にも野上武さんのテイストで、原作には登場しなかったフランスやポーランドなどの国を模した学園が登場。いい具合に歴史色がストーリーに表れていて、第二次大戦史に詳しい人は色々解釈しながら読めるので面白いと思います。

リボンの武者の世界では、おそらく裏で糸を引いているのはダージリンさんですね。原作ではあまり強調されなかった、謀略の国イギリスという設定が出されたという感はあります。おそらく何かをたくらんでいます。策士ダージリンというのもいい設定だと思います。ラスボスはダージリンさんかな?