銀魂から高杉晋助です。モデルはもちろん高杉晋作。幕末の志士の一人です。日本初めての国民軍と言っていいかもしれない奇兵隊を組織します。享年27歳。壮絶な人生を送った人物です。もし生き残っていたら、間違いなく明治政府の中枢にいた人でしょう。
・・・いや、西郷のように決起していたかもしれませんね。彼の部下は、来島又兵衛モデルの来島また子、武市半平太モデルの変態とかが集まっています。かなり脈絡が無いです。
銀魂の高杉のファンは非常に多いのではないでしょうか。狂った人物というのはどこかに魅力があります。頭も切れるし、腕もたつ。しかし、根本的には世界を憎むという狂気。今後物語はどのような展開を見せるのでしょうか？まだ松陽先生の食い込んだ話がありませんが、桂や銀さんにとって重要な人ですので、まだまだ物語は続きそうですね。高杉と神威が手を組んだ形になりましたが、今後どのようにテロをするのでしょうか。
空知先生が意識しているかしていないか分かりませんが、高杉晋作は革命家ではなくテロリストとゆう設定はかなり秀逸だとおもいます。彼の辞世の句である「面白き、事もなく世を、面白く」はあまりにも有名ですが、彼は人生を熱く生きることに美学を感じて、それに従順に生きた人なのですね。革命家とは自分自身の政治思想、政治システムを体現するために革命活動を行います。
高杉晋作という人物は、国家近代化の重要性を理解しておきながら、どのような具体的な政治思想を持っていたのかどうかわからない節があります。正直、幕末時代明確な国家観を持っていた人物も少ないでしょうが・・・。みんな後で留学とかして政治学んでますからね。高杉という人物は明治政府が出来る前に亡くなってしまいましたが、第二次長州征伐船戦などでも獅子奮迅の戦働きをします。政治にかかわっていない人生から、まさに戦闘家というイメージがわきます。
高杉は戦闘戦斗に人生をかけて、熱く生きていますね。まあ銀魂の桂がどのような政治思想を持っているか知りませんが・・・。高杉は政治思想を持たず、「ただ壊すだけだ・・・」なんてことを言っています。まさにテロリスト。史実の高杉はまさにあんな感じかもしれませんね。
最近はなんだかヤクルトキャラになっています・・・。
